パルマ―イタリア美術、もう一つの都
西洋美術どころか,美術・芸術にうとく,
パルマがどのあたりかも知らないし,
もちろんパルマの画家もまったく知らないが,
なんとなく行ってしまいました.
肖像画のコーナーもありますが,多くは宗教画.
さーっと流して見て,「いいな」と思ったのは,
パルミジャニーノの「聖カタリナの神秘の結婚」.
聖カタリナとその話は,この日,ここで始めて知りました.
カタリナがなかなか可愛らしい.
キリストとはいえ,赤ん坊に取られるのはまったく惜しいねぇ.
まぁともかく,気に入りました.
というわけで,ショップではその絵のミニフレームを購入.
人気の作品なのか,ポストカードやマグネットなどもありました.
マグネットは使い道がないので,買う気は端からナイのですが,
一応冷やかしてみたら・・・,カタリナがほとんど出てないじゃん.
顔がチラッと見える程度で,幼児キリストがメインになってる.
まぁ買わないからいいけどね.
あと気になったのは,個別の作品というか,当時の画家たちの思想.
言い訳を繰り返しますが,西洋史ぜんぜんわかりません.
そんな私が思うのが,この時代の画家たちは,
宗教を題材に取って描いていますが,
信仰の対象として描いているのだろうか?
ということ.
たとえば,日本の宗教美術だと仏像が仏画があったりしますが,
一応,大部分が寺の本尊だったりと信仰・崇拝の対象として造られました.
信仰の対象じゃなくても,たとえば法隆寺金堂壁画とか,
富貴寺大堂壁画のように,
信仰の場を装飾する意図で描かれています.
キリスト教世界の場合どうなんでしょうね.
教会の天井画とかは,信仰の場の装飾でしょうが,
聖カタリナの絵とかだと,どうなんでしょうかねぇ?
あと,アポロンとかギリシア神話を主題とした作品も結構ありました.
あの辺りは完全に信仰の対象じゃなく,
芸術の対象として扱われているんですよね?
てなわけで,この時代の画家たちが,
何のために作品を生み出していたのか,ちょっと興味がわきました.
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